当社代表の阿部満が約12年振りに新書を発行いたしました。
■タイトル
第四次産業革命に遅れるな!AI×IoTで会社を強くする方法
■はじめに
最近、新聞やニュース、TVやラジオなどでAI(エー・アイ:Artificial Intelligence)やIoT(アイ・オー・ティー:Internet of Things)関連の言葉や情報を見聞きしない日が少なくなってきました。
AIやIoTは財務会計管理、人事労務管理、販売、生産管理、在庫管理などを目的にしたIT(アイ・ティ:InformationTechnology:情報通信技術)とは何がちがうのでしょうか。
ITは○○○○管理という名前の通り、管理(マネジメント)を行うためのツールで必要ではありますが、人口減少の我が国においては生産性向上のための自動化や省力化に関しては効果が限定的であり、今後も中小企業のIT導入の割合は急激な増加は見込めない状況です。
そこで、我が国ではITよりも一歩も二歩も進めたITの利活用手法として、内閣府及び総務省がSociety 5.0、経済産業省がConnected Industriesに関する概念を提唱しています。
第四次産業革命時代の現代では、このSociety 5.0、Connected Industriesは会社を経営する経営者は必ず理解すべき重要なキーワードです。
さて、このような我が国のとりくみの中で、筆者である私は一般社団法人AI・IoT普及推進協会代表理事と認定AI・IoTコンサルタント(AIC)として日々、AI、IoTを中小企業に普及するため活動しています。
そのような活動の中で、よく中小企業経営者、中小企業支援団体職員、金融機関の方々から、先生、「AIやIoTについて誰でも分かりやすい本はどんな本がよいですか?」
「AI、IoTをビジネスにどう利用すればよいかわかる本はありませんか?」
「できるだけ気軽で専門的な内容でない本ではありませんか?」
「皆で読みたいので安い本はありませんか?」というご質問をお受けするようになりました。
実は、このような質問に対して、ご紹介したいAI、IoTのそれぞれ書籍は色々とあることはあるのですが、数千円ばかりの専門書をご紹介するのも気が引けていました。
また、AI、IoTの2つの内容が1冊ですべてをまとめていて、しかも分かり易く、且つ、明日から実行でき、実際の真似をしたくなるような事例を多く紹介している書籍は世の中には無いと感じ、本書はそこに着目しました。
そして、完成したのが本書「第四次産業革命に乗り遅れるな!AI×IoTで会社を強くする方法」です。
本書では第1章:我が国の第四次産業革命のとりくみ、第2章はAIの基本と活用法、第3章はIoTの基本と活用法、第4章:AI・IoTの代表的ツール、第5章がAI・IoTの導入成功事例、第6章が本書のタイトルとなっているAI×IoTで会社を強くする方法を説明しています。
是非、本書をとおしてAI×IoTで第四次産業革命に乗り遅れない強い会社になって頂ければ幸いです。
また、今後、私が主宰するAI・IoT普及推進協会認定AI・IoTコンサルタント(AIC)も是非、取得にチャレンジしていただければ幸いです。
■目次
はじめに
第1章:我が国の第四次産業革命のとりくみ
1.内閣府および総務省Society 5.0
2.経済産業省Connected Industries
3.GAFA
4.DX(Digital transformation)
第2章:AIの基本と活用法
1.AIの基本
2.AIの活用法
(1)強いAI活用法
(2)弱いAI活用法
第3章:IoTの基本と活用法
1.IoTの基本
2.IoTの活用法
(1)製造・販売分野におけるIoT活用法
(2)モビリティにおけるIoT活用法
(3)へルスケアにおけるIoT活用法
(4)エネルギーにおけるIoT活用法
(5)政府部門におけるIoT活用法
第4章:AI・IoTの代表的ツール
1.AIの代表的ツール
(1)IBM社Watson(ワトソン)
(2)ナレッジコミュニケーション社ナレコムAI
(3)コデックス社Quick AI
2.IoTの代表的ツール
(1)ラズベリーパイ財団Raspberry Pi(ラズベリー パイ)
(2)i Smart Technologies社iXacs
(3)シュナイダーエレクトリックホールディングス社MDB
3.AI・IoTツール選定方法
(1)AIツールを探すには
(2)IoTツールを探すには
第5章:AI・IoTの導入成功事例
1.IoT活用による工場内作業員の作業工程・工数の見える化
2.AI活用による検品作業の効率化と顧客満足度向上
3.IoT活用による24時間稼働向上の生産状況の見える化
4.AI活用による在庫管理、発注管理に関するMD(マーチャンダイジング)
5.IoT活用による営業・出荷担当者情報共有による確認時間削減
第6章:AI×IoTで会社を強くする方法
1.AI×IoTの関係性
(1)AIの導入効果
(2)IoTの導入効果
(3)AI×IoTの相乗効果(シナジー効果)
2.AI×IoTで会社を強くする分析方法
(1)SWOT
(2)バリューチェーン
(3)バランススコアカード
(4)AICP(AI・IoTConsultantProcess)
おわりに
ご参考
参考文献
本書情報
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