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IT経営におけるIT・AI・IoT・ビックデータ導入プロセスとは何か?IT導入の失敗を防止する手法とは?

IT経営という言葉やIT経営に関するプロセスは以前のこちらのブログで記事を公開しました。

 

また、IT経営力指標と4つのステージに関して経済産業省は対象者やステージについてもこちらのブログで記事を公開しました。

 

是非こちらもご参考頂ければと思います。

 

さて本日はIT経営の以前の記事を踏まえてさらにIT経営推進プロセスでITを含む第四次産業革命・SOCIETY5.0時代に沿ったAI・IoT・ビックデータ導入にも通じるIT経営の実際のプロセスを紹介していきます。

 

実際、弊社代表の阿部満の行うコンサルティングサービス(コンサルティング)の場面でも多く実践と実績を生んだプロセスです。

 

世のIT導入は70%~80%何らかしらQCD(品質、コスト、納期)の問題で失敗していると言われます。

 

その理由は様々で大企業から中堅、中小零細企業まで企業の規模や業種業態にとよっても千差万別でとてもこのブログ記事で公開しきれきれませんがそれだけ何かしらの失敗になっているのが事実です。(日経コンピュータ調べ)

 

では反対にIT導入を失敗させない方法は無いのか?基幹システムともなれば大企業では数十億から数億、中堅企業でも数千万、中小企業でも数百万から数千万、零細企業でも数百万と経営者や経営幹部から見れば企業経営の中でも設備投資についでIT投資は多額な投資になります。

 

その分、慎重になるのは当然ですが、昨今はIT無くては経営革新や業務改善無しといわれるようにITが無くてはならない存在となりました。

 

そんな経営者や経営幹部の思い、そして管理者や従業員の思いをしっかりと踏まえ、経営革新や業務改善を行うIT、そして昨今ではAI・IoT・ビックデータ導入に図のIT経営のプロセスに従って対応します。

 

それは単にプロセス通りに進めるだけでなく、社内のIT経営成熟度(※今後、本ブログで説明していきます)なども踏まえ、対応する必要があります。

 

では図を使い概略のみ説明していきます。(※ほんの概略ですので実際は弊社にお問い合わせをお願い致します。)

 

まず、経営者や経営幹部の想いつまり経営理念、経営目標、そして社長の思い(経営課題)を頂点に外部内部環境分析を行います。

その後、事業ドメイン分析によりあるべき姿を描きます。あるべき姿から重要成功要因(CSF:Critical Success Factors)、この後にあるべき姿のビジネスモデル概要を描きます。

 

ビジネスモデルにはバランススコアカードやビジネスモデルキャンバス(※弊社代表の阿部満はBMIA認定のジュニアコンサルタント)を使います。

 

その際に左側の経営側だけでなく、右のIT側も同時にビジネスモデルを意識しITやAI・IoT・ビックデータも盛り込みます。この箇所が最も重要です。

その後、経営とIT相互の中長期と単年度のアクションプランを練り上げ最後に経営戦略とIT戦略としてまとめます。

 

この後にはIT調達、導入、サービス活用となる訳ですが、この以降はITの開発会社やベンダーを決定し、経営戦略とIT戦略をしっかりと共有しながらプロジェクトを推進するPM・PMO活動となります。

 

上記は非常に労力が掛かると思いますがここまでしてこそIT導入が成功すると思います。

 

本日は詳しくはご説明できませんでしたがIT導入で失敗して苦労した、または今後、IT導入を考えている、そして現在の開発会社、ITベンダーをしっかりとコントロールして成功したいという企業様や担当者様はお気軽にご相談頂ければと思います。

 

弊社ではIT経営に関するコンサルティングPM・PMO講演・講師・研修サービスをご提供しております。お気軽にご相談頂ければと思います。